第61回 日本人類学会大会

プログラム
公開シンポジウム 「あなたはどのくらい親知らずを知っているか。」
10月6日(土)14:00〜17:00 講堂
平成19年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)「研究成果公開発表(B)」

オーガナイザー
  金澤英作(日本大学松戸歯学部)

  影山幾男(日本歯科大学新潟生命歯学部)

シンポジスト
1. 親知らずの萌出率の地理的変異と集団間の違い

  影山幾男(日本歯科大学新潟生命歯学部)

 「日本人と外国人の智歯萌出率について、日本歯科大学学長 中原 泉先生のデータを基に発表する。
  豊富なデータより現代の智歯萌出率の地理的変異と集団間の違いと、それらの原因を解説する。」

2. 原人と日本人における智歯の“退化”

  海部陽介(国立科学博物館人類研究部)

 「時代的変遷に関して、一般の人にわかりやすく講演する。縄文人から現代日本人に至る智歯の欠如率
  の時代的変遷とその将来についてわかりやすく解説する。」

3. 親知らずがある人とない人の歯はどう違うのか?

  近藤信太郎(愛知学院大・歯・解剖2)

 「智歯喪失と他の歯との影響について講演する。智歯の喪失が他の歯の大きさにどのような影響を与える
  かについて解説する。」

4. 親知らず歯はどうしたらいいの?

  又賀 泉(日本歯科大学新潟生命歯学部 口腔外科学第2講座)

 「智歯の自家移植に関して講演する。智歯に対する扱いについて臨床の立場より診断と治療の現状を
  解説する。」

5. 寺田員人(日本歯科大学新潟生命歯学部 歯科矯正学講座)

  歯科矯正治療で親知らずを抜く理由

 「智歯が歯並びに与える影響ついて、豊富な臨床経験を基に解説する。」

コメンテータ
  山田博之


S-01 シンポジウム 「海外の人類学関連学会の動向」
10月6日(土)11:00〜13:00 講堂

オーガナイザー
  金澤英作 (日本大学松戸歯学部)

総合司会
  金澤英作 (日本大学松戸歯学部)

シンポジスト
1. アメリカ自然人類学会の近年の動向
  瀬口典子(モンタナ大学ミズーラ校、人類学部)
2 .英国における形質人類学関係学会の動向
   清水 大輔 (京都大学霊長類研究所) 
3. フランス人類学事情
  奈良貴史(国際医療福祉大学・福岡リハ)、Bruno Maureille (Bordeaux I・Anthropologie)
4. ヨーロッパ人類学会
  佐竹 隆 (日本大学松戸歯学部)
5. 人類学国際組織の動向
  金澤英作 (日本大学松戸歯学部)


S-02 キネシオロジー分科会、ヘルスサイエンス分科会 
共催シンポジウム(ランチョンシンポジウム) 
「四足歩行から二足歩行へ」
10月6日(土)11:30〜14:00 112教室        ※お弁当は各自ご用意ください。

オーガナイザー
  松村秋芳(防衛医科大学校・生物学)
  中野良彦(大阪大学・人間科学)
  岡田守彦(帝京平成大学・ヒューマンケア)

司 会
  松村秋芳(防衛医科大学校・生物学)
  中野良彦(大阪大学 ・人間科学)
  岡田守彦(帝京平成大学・ヒューマンケア)

シンポジスト
1. 霊長類の運動機能の個体発達について
  中野良彦(大阪大・人間科学・人類)
2. チンパンジーの二足歩行獲得
  木村 賛(石川県立看護大学)
3. 乳幼児の四足歩行と二足歩行の動作特性
  岩田浩子(名古屋女子大学短期大学部)
4. 日常的に四足歩行するヒトのロコモーションについて
  松村秋芳(防衛医大・生物学)、 真家和生(大妻女子大・生活科学資料館)、
  高橋 裕(防衛医大 ・生物学)、ムンドロス S.(ベルリン医科大学)、岡田守彦(帝京平成大)
5. ヒトへの進化と遺伝子・ゲノム研究
  植田信太郎(東京大学・大学院理学系研究科)

コメンテータ
  岡田守彦、中務真人、小林 靖、針原伸ニ


S-03 シンポジウム 「メソポタミアを中心とした西アジア古代人の形質特性」
10月6日(土)14:00〜17:00 アイヴィホール

オーガナイザー
  石田英實(滋賀県立大学)

総合司会
  石田英實(滋賀県立大学)

シンポジスト
1. 西アジア地域出土人骨の頭蓋形態変異
  近藤修(東京大学・大学院理学系研究科)
2. イラクにおける乳歯形態の時代変化について
  北川賀一、真鍋義孝、小山田常一、井川一成、堤田証、加藤克知、
  六反田篤(長崎大学・大学院医歯薬)
3. イラク・ハムリン遺跡群出土頭蓋骨の3次元数理形態学的分析
  荻原直道(京都大学・大学院理学研究科)、巻島美幸(龍谷大学)、
  石田英實(滋賀県立大学・人間看護学部)


S-04 シンポジウム 「人類進化における左右差 −右手利き手はヒト固有の特徴か−」
10月7日(日)15:00〜17:00 講堂

オーガナイザー
  真家和生(大妻女子大学・生活科学資料館
  高山 博(慶應義塾大学・文・人類学)
  松村秋芳(防衛医科大学校・生物学)

総合司会
  高山 博(慶應義塾大学・文・人類学)

シンポジスト
1. 気になる左右非対称性?歯の分析例?
  溝口優司 (国立科学博物館・人類研究部)
2. 帯状回後部の機能から見たヒトの脳の左右差
  小林 靖(防衛医科大学校 解剖学講座)
3. 江戸時代女性人骨に見られた上肢の左右差
  塩野智子・高山 博(慶應義塾大学・文学部・人類学)
4. ゴリラの利き手について
  松村秋芳 (防衛医科大学校 ・生物学)
5. 現代日本人青年の利き手調査と利き手意識は感覚性か運動性かについての検討
  真家和生(大妻女子大学・生活科学資料館)


S-05 シンポジウム 「中等教育(中・高等学校)課程での人類学の導入」
10月8日(月)13:00〜15:30 講堂

オーガナイザー
  松村秋芳(防衛医科大学校・生物学)

  高山 博 (慶應義塾大学・文・人類学)

総合司会
  松村秋芳(防衛医科大学校・生物学)
  高山 博(慶應義塾大学・文・人類学)

シンポジスト

1. 人間性教育の重要性について

   馬場悠男 (国立科学博物館・人類研究部)

2. 教科書ができるまで

  田代直幸(文部科学省)

3. 高等学校理科において進化と人類学の学習がもたらす効果について

  宮本俊彦 (柏崎翔洋中等教育学校)

4. 中学・高校における人類学教育のニーズと教育実践

  平田泰紀 (大阪府立高石高等学校)

5. 人類の立ち位置を知るために
  市石 博(東京都生物教育研究会/都立国分寺高等学校)
6. 人類の起源は理科の教科書でどのように扱われてきたか
 松村秋芳 (防衛医科大学)
7. 高等学校検定済教科書(日本史・世界史)における人類学記事の時代変化
 高山 博 (慶應義塾大学)


S-06 シンポジウム 「日韓の弥生期における交流を考える」
10月8日(月)13:00〜15:30 アイヴィホール

オーガナイザー
  吉田 俊爾(日歯大・生命歯・解剖1)

総合司会
  吉田 俊爾(日歯大・生命歯・解剖1)
  鈴木隆雄(東京都老人総合研究所)

シンポジスト
1.韓国出土古人骨の研究史
  吉田俊爾(日歯大・生命歯・解剖1)
2.礼安里古墳群出土人骨
  
竹中正巳(鹿児島女子短期大学)
3.勒島人骨の歯科人類学的考察
  藤田 尚(新潟県立看護大・看護学部・人間環境科学)
4. 韓国および日本の弥生時代における結核についての古病理学的検討
  鈴木隆雄(東京都老人総合研究所)

コメント
 中橋孝博


一般演題 (口演発表)
10月7日(日)

講堂(9:00〜11:48)
形態1、 形態2、 形態3

アイヴィホール(9:00〜11:12)(15:00〜16:48)
遺伝1、遺伝2、生態、進化1、進化2

10月8日(月)

講堂(9:00〜11:12)
先史、古人骨1、古人骨2

アイヴィホール(9:00〜11:48)
運動1、運動2、霊長1、霊長2


一般演題 (ポスター発表) 
アイヴィホールロビー
●演題番号:奇数番号 10月6日(土)17:00〜18:00
●演題番号:偶数番号 10月7日(日)14:00〜15:00

理事会
10月6日(土)午前9:00−10:30頃まで
日本歯科大学新潟生命歯学部  4号館2階、セミナー室1

評議員会・総会   
10月7日(日) 12:00〜14:00  講堂

ウエルカムパーティー
10月6日(土)18:00〜  日本歯科大学新潟生命歯学部 スクエア

懇親会
10月7日(日)18:00〜20:00

新潟グランドホテル(学会場より、バスが出ます)
新潟市中央区下大川前通3ノ町 2230番地 TEL025-228-6111(代)  http://www.ni-grand.co.jp/ 


▲ページトップへ戻る