シンポジウム
 

公開シンポジウム≫


「咬むもの・咬まれるもの」
 
−人類進化から食育を考える−

日 時 11月6日(土) 13:00〜16:00
会 場 長崎大学文教キャンパス 中部講堂
主 催 進化人類学分科会、歯の人類学分科会
構 成 オーガナイザー・司会
  石田英実 滋賀県立大学人間看護学部(進化人類学分科会)
  金澤英作 日本大学松戸歯学部(歯の人類学分科会)
講 演
ヒトは咬まなくたって食べられる

  茂原信生(京都大学霊長類研究所系統発生分野)

13:0013:25
人類の進化と共食の起源

  山極寿一(京都大学大学院理学研究科人類進化論研究所)

13:2513:50
人を咬む犬・人に食われる犬

  松井 章(独立行政法人奈良文化財研究所埋蔵文化財センター)

13:5014:15
休 憩
14:1514:20
日本人と牛肉

  関川三男(帯広畜産大学大学院食肉乳衛生学講座)

14:20〜14:45
歯の磨耗の過去と現在−進化医学からみた私たちの歯列

  海部陽介(国立科学博物館人類研究部)

14:45〜15:10
「咬むもの・咬まれるもの」
  −歯列形態を歯科臨床から考える−

  葛西一貴(日本大学・松戸歯・矯正)

15:10〜15:35
総合討論 15:3516:00
 
 
 
≪ シンポジウム 1≫
「スーパー二足サルの運動生理学」
 
日 時 11月5日(金) 13:00〜16:20
会 場 A会場(総合教育研究棟3階302大講義室)
主 催 キネシオロジー分科会 (分科会会員でない方も参加できます)
構 成 オーガナイザー 
  中務真人 京都大学大学院理学研究科 
趣旨説明
  中務真人(京都大院・理・自然人類)
13:0013:05
講 演
二足訓練を受けたニホンザルはどのように歩くか?キネマティクスと足圧分布からみて

  〇平崎鋭矢(大阪大院・人間科学・生物人類) 
   荻原直道、中務真人(京都大院・理・自然人類)

13:0513:35
床反力から見た猿まわしサルの二足歩行

  〇荻原直道(京都大院・理・自然人類) 
   平崎鋭矢(大阪大院・人間科学・生物人類) 
   中務真人(京都大院・理・自然人類)

13:3514:05
ニホンザルを用いた歩行運動の中枢制御機序解明の試み

  〇森 大志(山口大・農・獣医生理)、中陦克巳(近畿大・医・生理) 
   塚田秀夫(浜松ホトニクス(株)中央研)、森 茂美(生理研)

14:0514:35
休 憩
14:3514:55
周防猿まわし特別講演

  村崎カンペイ(芸ザル)、村崎新八(トレーナー)

14:5515:10
猿まわしサルにおける歩行運動エネルギー消費

  ○中務真人(京都大院・理・自然人類) 
   平崎鋭矢(大阪大院・人間科学・生物人類) 
   荻原直道(京都大院・理・自然人類)

15:1015:40
ディスカッション 
  指定討論者
    木村 賛(石川県立看護大学) 
    持丸正明(産業技術総合研究所)
 15:40〜16:20
 
 
 
シンポジウム 2≫
「老化の多面的理解:DNAから体運動まで」
 
日 時 11月5日(金) 13:00〜15:30
会 場 B会場(総合教育研究棟2階203多目的ホール)
主 催 遺伝分科会、ヘルス・サイエンス分科会 (分科会会員でない方も参加できます)
構 成 オーガナイザー・司会 
  岡田守彦 平成帝京大学ヒューマンケア学部(ヘルス・サイエンス分科会) 
  針原伸二 東京大学大学院理学系研究科(遺伝分科会)
講 演
老化とミトコンドリアDNA

  針原伸二(東京大院・理・人類)

13:0013:25
現代日本人歯数の年齢・時代・世代変化 

  那須郁夫(日本大・松戸歯・衛生) 

13:2513:50
霊長類における骨格に見られる加齢変化

  浜田 穣(京都大・霊長研・形態進化)

13:5014:15
体幹および四肢筋の加齢変化について

  猪口清一郎、伊藤純治、柴田昌和、鈴木雅隆(昭和大・医・第二解剖)

14:1514:40
高齢者歩行の決定要因

  西澤 哲(東京都老人総合研・長期プロジェクト)

14:4015:05
総合討論  15:0515:30
 
 
シンポジウム 3≫
「文化的動物としてのヒト:
 
その行動進化に関する学際的アプローチ」
  
日 時 11月5日(金) 15:00〜17:00
会 場 C会場(総合教育研究棟1階109講義室)
構 成 オーガナイザー・司会 
  井原泰雄 東京大学大学院理学系研究科
  小田 亮 名古屋工業大学大学院工学研究科
趣旨説明
  井原泰雄(東京大院・理・生物科学)
15:0015:05
講 演 
社会的学習は人類の適応度を向上させるか?

  中西 大輔(広島修道大・人文・人間関係学)

15:0515:35
ヒトにおける血縁認知:親族呼称と表現型マッチング

  小田 亮(名古屋工大院・工・情報工学)

15:3516:05
文化進化と出生率の低下

  井原泰雄(東京大院・理・生物科学)

16:0516:35
総合討論 
  座長  小田 亮(名古屋工大院・工・情報工学)
16:3517:00

 

 
≪ シンポジウム 4≫
 
「初期人類の拡散:アフリカからユーラシアへ」

Early hominid dispersal: Out of Africa into Eurasia

 


日 時 11月6日(土) 9:30〜11:30
会 場 長崎大学文教キャンパス 中部講堂
構 成 オーガナイザー・司会 
  馬場悠男 国立科学博物館
趣旨説明 
  馬場悠男(国立科学博物館・人類)
9:30〜9:40
講 演 
アフリカを出た最初の人類:コーカサス地方の遺跡証拠

  デヴィッド ロルドキパニゼ(グルジア国立博物館)

9:4010:10
メガントロプスとは何か −最古のジャワ原人について−

  海部陽介、馬場悠男(国立科学博物館・人類) 
   F. アジズ (バンドン地質研究開発センター・古生物)

10:1010:40
インドネシアで発見された新人類化石:ホモ属の新解釈

  ピーター ブラウン(ニューイングランド大学)

10:4011:10
討論・質問 11:1011:30

 
 
 
シンポジウム 5≫
「中世総合資料学としての人類学」
 
日 時 11月6日(土) 13:15〜14:45
会 場 A会場(総合教育研究棟3階302大講義室)
構 成 オーガナイザー・司会
  石田 肇 琉球大学医学部
趣旨説明 
  石田 肇(琉球大・医・解剖)
13:1513:20
講 演 
中世都市鎌倉の人々

  平田和明(聖マリアンナ医大・解剖)

13:2013:35
鎌倉由比ヶ浜南遺跡出土人骨のDNA分析(予報)

  篠田謙一(国立科学博物館・人類研究部)

13:3513:50
中世の鎌倉と北海道の動物考古学

  鵜澤和宏(東亜大・総合人間文化)

13:5014:05
北海道の動物たちの古代DNA

  増田隆一(北海道大・先端研・遺伝的多様性)

14:0514:20
オホーツク文化の人骨

  石田 肇(琉球大・医・解剖) 
  天野哲也(北海道大・総合博物館)

14:2014:35
総合討論 14:3514:45

 
 
 
 
シンポジウム 6≫
「沖縄の先史時代と原史時代」

 

日 時 11月7日(土) 9:00〜11:50
会 場 A会場(総合教育研究棟3階302大講義室)
構 成 オーガナイザー
  高宮広土 札幌大学文化学部
講 演
島嶼地域における交易システムの変動

  新里貴之(鹿児島大・埋蔵文化財調査室)

9:00〜9:20
琉球列島における古食性:炭素・窒素同位体からみた先史時代・グスク時代・近世

  米田 穣・柴田康行(国立環境研・化学環境) 
  土肥直美(琉球大・医・第一解剖)

9:20〜9:40
沖縄諸島における農耕の始まり:その要因について

  高宮広土(札幌大・文化・比較文化)

9:40〜10:00
人骨形態からみた沖縄の先史時代、グスク時代

  土肥直美(琉球大・医・第1解剖)

10:00〜10:20
ミトコンドリアDNAから見た琉球人の遺伝的多様性

  篠田謙一(国立科学博物館・人類) 
  梅津和夫(山形大・医・法医)

10:20〜10:40
休 憩
10:40〜10:50
質疑応答/ディスカッション
  指定討論者
    片山一道(京都大学大学院)
    百々幸雄(東北大学大学院)
    馬場悠男(国立科学博物館、東京大学大学院)
10:50〜11:50