日程:2000年11月3日~11月5日
開催地(開催場所):東京都(東京大学)
大会会長(所属):木村 賛(東京大学)
サテライトシンポジウム
《 日本列島の人口潮流-ヒトはいかに生まれ死んできたのか- 》
平成12年度文部省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」(研究成果公開発表(B))
日時:平成12年11月5日(日曜日) 午後1:00から午後17:00
場所:東京大学安田講堂
司会:大塚柳太郎
プレナリーシンポジウム アジアの人類学 ”Anthropology in Asia”
オーガナイザー: 平井百樹(東京大・院・新領域創成科学)、植田信太郎(東京大・院・理)
PS-1 Physical anthropological study in China. 金 鋒(Jin Feng: 中国科学院遺伝学研究所)
PS-2 The state of physical anthropology in the Philippines as we enter the New Millenium. フランシスコ A. ダタール(Francisco A. Datar: フィリピン大学人類学科)
PS-3 Biological anthropology in Indonesia. テウク ヤコブ (Teuku Jacob: ガジャマダ大学医学部)
シンポジウム1 共存の維持と破綻
─ヒト科の多様性と種間関係をいかに理解するか─
オーガナイザー: 黒田末壽(滋賀県立大・人間文化)
S1-1 霊長類の混群における種間関係.足立薫(京都大・理・人類進化論)
S1-2 中新世における狭鼻猿の共存関係.中務真人(京都大・理・自然人類)
S1-3 初期人類における種分化と同所性について.諏訪元(東京大・総合研究博物館)
S1-4 ホモ属の種内変異と種間関係.楢崎修一郎(群馬県埋蔵文化調査事業団)
シンポジウム2 脊柱
オーガナイザー: 松村秋芳(防衛医大)・史常徳(獨協医大)
コメンテーター: 服部恒明(茨城大)・馬場悠男(国立科学博物館)
S2-1 ヒトの脊柱彎曲 ─ 各種運動競技の影響 ─.植竹照雄(農工大・農・地域生態システム)
S2-2 Lucyの脊椎病変について.鈴木隆雄(東京都老人総合研究所)
S2-3 二足性サルの脊柱代償性弯曲.葉山杉夫(葉山霊長研・機能形態学教室)
S2-4 チンパンジーの腰椎仙骨にみられる特徴:MRIによる研究.松村秋芳、高橋裕(防衛医大・生物)、西村剛、濱田穣(京都大・霊長研)、猪口清一郎(昭和大・医)、岡田守彦(筑波大・TARAセンター)
S2-5 直立二足姿勢と椎体形状の関連について:比較形態学・実験形態学的研究からの知見.史常徳(獨協医大・解剖)、松村秋芳(防衛医大・生物)、葉山杉夫(葉山霊長研・機能形態)、木村賛(東京大・理・人類)
シンポジウム3 老化と運動機構─ヘルス・サイエンスの視点から
オーガナイザー: 岡田守彦(筑波大・TARAセンター)
S3-1 加齢に伴う骨格筋の筋線維構築の変化.木村忠直(静岡県立大学・看護・機能形態)
S3-2 表面筋電位パラメータに及ぼす加齢の影響─前脛骨筋を例として.岡田守彦(筑波大・TARAセンター)、山田洋,○小田俊明、木塚朝博、増田正(工技院・生命研)
S3-3 高齢者歩行の運動学的特徴─歩幅、歩行速度および転倒の関連から.西澤哲、鈴木隆雄、杉浦美穂、古名丈人、青柳幸利(東京都老人研)
S3-4 高齢者における下肢筋量の減少と歩行能力.金俊東、久野譜也、○岡田守彦(筑波大学・TARAセンター)、西嶋尚彦、足立和隆(筑波大学・体育)
S3-5 高齢者の日常生活に関わる身体機能の日韓比較.金憲経、鈴木隆雄(東京都老人総合研究所・疫学)、田中喜代次(筑波大学・体育)
シンポジウム4 色覚遺伝子研究の展望:脊椎動物としてのヒト
オーガナイザー: 河村正二(東京大・新領域)
S4-1 新世界ザルとゼブラフィッシュの視物質遺伝子と色覚の進化.河村正二(東京大学大学院新領域創成科学研究科・先端生命科学専攻)
S4-2 旧世界霊長類の視物質遺伝子の多型.小池智(東京都神経科学総合研究所)
S4-3 光受容体遺伝子の多様性と進化.岡野俊行(東京大・院理・生化、JST・CREST)
S4-4 分子から見た脊椎動物の光情報受容システム.久冨修、徳永史生(大阪大学大学院理学研究科・宇宙地球科学専攻)