第53回 日本人類学会大会
日程:1999年11月5日~11月7日
開催地(開催場所):八王子市(東京都立大学)
大会会長(所属):大槻文夫(東京都立大学)
日時:平成11年10月30日(土曜日) 午前10:00から午後5:00
場所:半蔵門 東條会館大ホール
シンポジウム1 日本人類学会・日本民族学会合同シンポジウム
21世紀:日本人の成長と加齢
オーガナイザー:大槻文夫(東京都立大院・理・身体形態情報)
S1-1 社会を映す子どもの成長. 芦澤玖美(大妻女子大・人間生活科学研究所)
S1-2 学童のBMIと身体組成. 服部恒明(茨城大・教育学部)
S1-3 21世紀日本人の体力-高齢者の生活フィットネス-. 福永哲夫(東京大院・総合・ 生命環境科学)
S1-4 高齢期の健康指標について. 鈴木隆雄(東京都老人研究所・疫学部門)
S1-5 沖縄の長寿文化. 渡辺欣雄(東京都立大・院・社会人類学)
シンポジウム2 環境変化と人類進化を考察する進化発生学的アプローチ
オーガナイザー:安井金也 (鹿児島大・歯・口腔解剖学)
S2-1 脊椎動物の進化の基礎になる背側構造の確立と金属イオンの影響.安井金也(鹿 児島大・歯・口腔解剖学)
S2-2 脊椎動物中枢神経の発生とその頭尾軸に沿った特殊化の機構.武田洋幸(国立遺 伝学研究所・初期発生研究部門)
S2-3 初期人類の進化と環境変化.諏訪 元(東京大・総合研究博物館)
S2-4 東アフリカ大地溝帯:後期新生代変動.沢田順弘(島根大・総合理工・地球資源環境)
シンポジウム3 中国漢民族における文化的・遺伝的多様
オーガナイザー: 斎藤成也(国立遺伝研究所)
S3-1 全体紹介および中国漢民族の苗字分布.斎藤成也(国立遺伝研究所)
S3-2 中国古代集団の遺伝的多様性.植田新太郎(東京大院・理学系・生物科学)
S3-3 漢民族における血清タンパク多型とY染色体のDNA多型.湯浅 勲(島根大・ 医・法医)
S3-4 中国における南北方言の境界線-准河線-.岩田 礼(愛知県立大・外国語学部)
S3-5 中国語の方言における文法現象の地理的分布-可能補語の場合.C.ラマール (東京大・総合文化・言語情報科学)
シンポジウム4 乳歯の人類学
オーガナイザー 影山幾男(日本歯科大新潟・解剖)、近藤信太郎(昭和大・歯・解剖)
シンポジウムの開催にあたって. 影山幾男(日本歯科大新潟・解剖)
S4-1 日本人の乳歯形態の時代的変化:縄文から現代まで.北川賀一(長崎大・歯・口腔解剖1)
S4-2 乳臼歯列上におけるエナメル象牙境の連続的形態変化.佐々木佳代子(日本大・松戸歯・解剖)
S4-3 歯冠径の彷徨非対称から推測される乳歯と永久歯の切歯における機能的差異.溝口 優司(科博人類)
S4-4 霊長類におけるdp4の咬合面形態.近藤信太郎(昭和大・歯・解剖)
シンポジウム5 キネシオロジ‐と感性
オーガナイザー 河内まき子、持丸正明(生命研・人間環境システム部)
S5-1 体型をを表す言葉と実体型の関係.持丸正明、河内まき子(生命研・人間環境システム)
S5-2 舞踊における表現と意図.ヨース・レーダー法と「緑のテーブル」.高野牧子(山 梨県立女子短大・幼児教育)
S5-3 人間の動作及び行動のモデリングー人間の動きをコンピューターグラフィックスで 表現する.鵜沼宗利(日立製作所・日立研究所)
S5-4 造形にみる人の形.仲町啓子(実践女子大・文・美学美術史)
シンポジウム6 ミトコンドリアDNAと人間生態
オーガナイザー 岡田守彦(筑波大・体育)
S6-1 マウスmtDNA欠損株を用いた体細胞遺伝学的研究.林 純一(筑波大・生物)
S6-2 ミトコンドリア機能と持久性運動能力に対するミトコンドリアDNAの影響.○相 馬りか、村上晴香、久野譜也、岡田守彦(筑波大・体育)、林 純一(筑波大・生 物)
S6-3 ミトコンドリアDNAがマウスの表現型に与える影響.○長尾恭光(京都大院・農・ 応用生物)、戸塚義和(農水省・畜試・生殖工学)、跡見順子(東京大院・総文・生 命環境)、米川博通(東京都臨床研・実験動物)、今井 裕(京都大院・農・応用生 物)
S6-4 ミトコンドリアDNAから見た日本人.○針原伸二(東京大院・理・人類)、本田克 也(大阪大・医・法医)
シンポジウム7 肉食をめぐって
オーガナイザー 中務真人(京都大院・理学研究科)、上原重男(京都大・霊長研)
S7-1 チンパンジーの哺乳類狩猟と肉食.保坂和彦(京都大・霊長研・社会構造)
S7-2 ペプシノゲンの多様性からみたヒト進化における肉食への適応.成田裕一(名古屋 大・生命農・家畜管理)
S7-3 肉食と狩猟―遺跡出土資料からの検証.本郷一美(京都大・霊長研)
S7-4 タンパク質に記録された食生活:肉食率は復元できるか.米田 穣(環境研・化学)、梅崎雅裕(東京大・医・人類生態)、吉永 淳(東京大院・新領域)
シンポジウム8 江戸の人
オーガナイザー 竹内修二(東京慈恵会医科大・解剖学第1)
11月5日(金)14:00~16:30 会場:会場:国際交流会館中会議室
S8-1 Age Related Changes seen in the Spitalfields Skeltons. Theya Molleson (Department of Palaeontology, The Natural History Museum)
S8-2 人骨が語る江戸時代―池之端七軒町遺跡出土の江戸時代人骨―.中島雅典(東京大 院・理・人類)
S8-3 江戸の流入民.藤井 康(三春町歴史民族資料館)
S8-4 江戸の出土遺物―人々の動向との関わり合いの中で―.高山 優 (港区教育委員 会)